ユリ

【意味】 ユリとは、ユリ科ユリ属の総称。夏に漏斗状の花をつける。多年生で地下に鱗茎があり、食用になるものもある。

【ユリの語源・由来】

ユリの語源は、風に吹かれて花がゆらゆらすることから「ユリ(揺り)」の意味とする説のほか、「ヤヘククリネ(八重括根)」の意味、花が傾くことから「ユルミ(緩み)」の意味、鱗茎が寄り重なることから「ヨリ(寄り)」の説など諸説ある。
この中では「揺り」の説が定説となっているが、正確な語源は解っていない。
最も古い説では、ユリ属の一般名称である朝鮮語の「nari」が転じたとする説がある。
「揺り」などの日本語に由来する説は「nari」の説よりもかなり遅いことから、「nari」に由来することが忘れられ、日本語に語源を求めたのではないかという見方がある反面、音韻変化が不自然との見方もあり、この説も正しいとは言い切れない。
ユリの漢字「百合」は、根が重なり合う様子を表しているといわれることから、「ヤヘククリネ(八重括根)」や「ヨリ(寄り)」の説も考えられる。

【関連語】

アオヤギソウ・青柳草 アサツキ・浅葱・胡葱 アスパラガス
アマドコロ・甘野老 アマナ・甘菜(あまな) アミガサユリ・編笠百合
アロエ イトラン・糸蘭(いとらん) イヌサフラン・犬サフラン
ウバユリ・姥百合(うばゆり) ウミユリ・海百合(うみゆり) エンレイソウ・延齢草
オーニソガラム オニオン オニユリ・鬼百合(おにゆり)
オモト・万年青(おもと) オリヅルラン・折鶴蘭 ガーリック
風・風邪(かぜ) カタクリ・片栗(かたくり) カノコユリ・鹿の子百合
カンゾウ・萱草(かんぞう) キジカクシ・雉隠(きじかくし) キスゲ・黄管(きすげ)
キチジョウソウ・吉祥草 キヌガサソウ・衣笠草 キバナノアマナ・黄花の甘菜
ギボウシ・擬宝珠(ぎぼうし) キミガヨラン・君が代蘭 ギョウジャニンニク・行者葫
キリンケツ・麒麟竭 キンコウカ・金光花・金紅花 茎(くき)
草(くさ) クサスギカズラ・草杉蔓 クルマユリ・車百合
クロユリ・黒百合(くろゆり) グロリオーサ コバイケイソウ・小梅けい草
コバイモ・小貝母(こばいも) ササユリ・笹百合(ささゆり) サルサパリラ
サルトリイバラ サルマメ・猿豆(さるまめ) サンキライ・山帰来
サンセベリア シオデ・牛尾菜(しおで) ジャノヒゲ・蛇の鬚
シャロット シュロソウ・棕櫚草 ショウジョウバカマ・猩猩袴
シライトソウ・白糸草 スカシユリ・透百合 スズラン・鈴蘭(すずらん)
ソクシンラン・束心蘭 タカサゴユリ・高砂百合 タケシマユリ・竹島百合
タケシマラン・竹島蘭 立てば芍薬座れば牡丹…… タマネギ・玉葱(たまねぎ)
タマノカンザシ・玉の簪 チオノドクサ チゴユリ・稚児百合
父の日(ちちのひ) チトセラン・千歳蘭 チモラン・知母蘭(ちもらん)
チャボゼキショウ・チャボ石菖 チューリップ ツクバネソウ・衝羽根草
ツバメオモト・燕万年青 ツルボ・蔓穂(つるぼ) テッポウユリ・鉄砲百合
トウギボウシ・唐擬宝珠 トリトマ ナギイカダ・梛筏
夏(なつ) ナルコユリ・鳴子百合 ニシキユリ・錦百合
ニッコウキスゲ・日光黄菅 ニューサイラン・ニュー西蘭 ニラ・韮(にら)
ニンニク・大蒜・葫(にんにく) 根(ね) ネギ・葱(ねぎ)
ネバリノギラン・粘芒蘭 ノカンゾウ・野萱草 ノギラン・芒蘭(のぎらん)
ノビル・野蒜(のびる) バイケイソウ・梅けい草 パイナップルフラワー
花・華(はな) ハナスゲ・花菅(はなすげ) ハナニラ・花韮(はなにら)
ハラン・葉蘭(はらん) ヒメサユリ・姫早百合 ヒメユリ・姫百合(ひめゆり)
ヒヤシンス フウシンシ・風信子 ホウチャクソウ・宝鐸草
ホトトギス・杜鵑草 マイヅルソウ・舞鶴草 ムスカリ
ムラサキクンシラン・紫君子蘭 ヤブカンゾウ・藪萱草 ヤブラン・藪蘭(やぶらん)
ヤマザサ・山笹(やまざさ) ヤマホトトギス・山杜鵑 ヤマユリ・山百合(やまゆり)
ヤマラッキョウ・山薤 ユッカ 揺らす(ゆらす)
ユリカモメ・百合鴎(ゆりかもめ) 百合族(ゆりぞく) ユリノキ・百合木(ゆりのき)
緩む・弛む(ゆるむ) 寄る(よる) 辣韮・辣韭・薤(らっきょう)
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