羊水/ようすい

羊水の意味

羊水とは、妊娠時に羊膜の内側を満たす液。胎児を保護し、分娩時に流出して出産を容易にする。

羊水の語源・由来

羊水は、羊膜の内側を満たす液であることからの名。
羊膜は英語で「amnion」といい、ギリシャ語で「仔羊」を意味する「amnos」に由来する。
羊膜の語源が仔羊であるのは、生まれたばかりの膜に包まれたからの連想や、柔らかさが仔羊に似ているからとする説。
生け贄の羊の血を入れる容器を「amnios」といい、血が混ざっていて生け贄の羊の血を入れた容器のように見えたことから、また、羊膜の形がその容器に似ていたことからなど諸説ある。

羊水の類語・言い換え

羊膜液/胎水

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