矢庭に/やにわに

やにわにの意味

やにわにとは、たちどころに。いきなり。突然。

やにわにの語源・由来

やにわには、名詞「矢庭(やには)」と助詞の「に」からなる「やにはに」が、ハ行音変化で「やにわに」となった語。
「矢庭」は、矢を射ている場所のことで、助詞の「に」が付くことで、「その場に」「矢場を去らずに」といった意味で用いられ、その場ですぐに事を行うさまを表すようになった。
『今昔物語』には、「或は矢庭に射臥せ、或はに籠めながら焼殺し」とある。
「やにわに」の漢字表記は「矢庭に」だが、「矢場に」とも書く

やにわにの類語・言い換え

立ち所に/直ちに/その場で/たちまち/すぐ/すぐに/すぐさま/間髪を入れずとっさに/程なく/即刻/即時/即座に/インスタント/時を移さず/瞬く間に/一瞬にして/急に/ふと/ふっと/思いがけず/不意に/出し抜けに/いきなりにわかに唐突に俄然/突然/突如/忽然/忽如/短兵急青天の霹靂/ソッコー/疾風の如く/速く/パッと/あっという間に

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