山の神
山の神とは、口うるさい妻をいう俗語。
山の神の語源・由来
山の神は文字通り、山を守り、支配する神「山神」のことであった。
山神は、女性神として信仰されることが多く、恐ろしいものの代表的存在であったことから、中世以降、口やかましい妻の呼称として「山の神」と言われるようになった。
『古事記』に「大山津見神(おほやまつのかみ)」の娘「石長比売(いはながひめ)」が、山の神の一員であったという説話があり、その説話に基づくとする説もある。
しかし、山神信仰は上代からあり、個の具体的な話に断定できるものではないため、山神信仰全体から見て、「恐れられた神」「女神」であったことを中心に考えるのが妥当である。
山の神の関連語
| 煩い・五月蝿い(うるさい) | おかみさん | 奥様(おくさま) |
| 恐ろしい(おそろしい) | おっかない | 女(おんな) |
| 神(かみ) | 口(くち) | 怖い・恐い・強い(こわい) |
| 細君(さいくん) | 糟糠の妻(そうこうのつま) | 妻(つま) |
| 女房(にょうぼう) | 夫人(ふじん) | マダム |
| 未亡人(みぼうじん) | 娘(むすめ) | 妾(めかけ) |
| 喧しい(やかましい) | 山(やま) | 嫁(よめ) |
