わかめ

【意味】 わかめとは、褐藻類コンブ目アイヌワカメ科の海藻。日本各地の海岸に生じ、古くから食用にされ、養殖もされる。長さは50~100センチメートル。和布。稚海藻。裙帯菜。にぎめ。めのは。

【わかめの語源・由来】

わかめの「め」は、海藻の総称「メ(海布)」のことで、「モ(藻)」に通じる語。
わかめの「わか」は、羽状に分裂した姿から、新生であることを表す「ワカ(若)」や、分かれ出た意味の「ワカ(分)」である。
つまり、新しく分かれ出た海布という意味から、「わかめ」と呼ばれるようになったものと考えられる。
わかめは、古く「ニギメ(ニキメ)」や「メノハ」と呼ばれた。
「ニギ(ニキ)」とは、接頭語的に用いて「柔らかな」「細い」などの意味を表す語で、「ニギメ(ニキメ)」は「柔らかい海布」という意味。
「メノハ」は、「羽状に分裂した海布」という意味であろう。
わかめを漢字で「和布」とも書くが、これは「ニギメ(ニキメ)」の漢字表記からである。

【関連語】

アオサ・石蓴(あおさ) アオノリ・青海苔(あおのり) アオミドロ・水綿・青味泥
アサクサノリ・浅草海苔 アマモ・甘藻(あまも) アラメ・荒布(あらめ)
海(うみ) オゴノリ・海髪海苔・於胡海苔 カイニンソウ・海人草
カジメ・搗布(かじめ) 布(きぬ) 草(くさ)
コケ・苔(こけ) コンブ・昆布(こんぶ) テングサ・天草(てんぐさ)
ナワノリ・縄海苔(なわのり) 布(ぬの) 海苔(のり)
羽・羽根・翅(はね) ヒジキ・鹿尾菜・羊栖菜 フノリ・布海苔(ふのり)
細い(ほそい) ホテイアオイ・布袋葵 ホンダワラ・馬尾藻・神馬藻
マクリ・海人草・末久利(まくり) マリモ・毬藻(まりも) メカブ・和布蕪(めかぶ)
モ・藻(も) モズク・水雲・海雲(もずく) 柔らかい・軟らかい
若い(わかい) 別れる・分かれる

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