ツボクサ

【意味】 ツボクサとは、セリ科の多年草。野原や道端に自生する。茎は地をはい、節ごとに根が出る。夏、淡紅紫色の小花を数個つける。坪草。壷草。つぼ草。

【ツボクサの語源・由来】

ツボクサの語源には、二説あるが特定は難しい。
ひとつは、花の形が矢を納めておく筒の「靫(うつぼ)」に似ていることから、元は「ウツボクサ」といい、「ウ」が抜け落ちて「ツボクサ」となったため、「壺」の字が当てられたとする説。
もうひとつは、庭や道端に生えることから、庭草の意味で「坪草」とする説である。
シソ科に「ウツボグサ」があるが、そちらは「ウ」が欠落していないことや、「ツボクサ」が実際に「ウツボクサ」と呼んだ例が見られないため難しい。
一方、ツボクサの「ツボ」が「坪」とする説は、庭や道端に生える草は他に多くあるにもかかわらず、この草だけが「庭草」を表していることや、「庭」ではなく「坪」になった理由も乏しいため難しい。

【関連語】

アギ・阿魏(あぎ) アシタバ・明日葉(あしたば) アニス
アマニュウ・甘にゅう アメリカボウフウ・アメリカ防風 アンジェリカ
イノンド イブキボウフウ・伊吹防風 ウイキョウ・茴香(ういきょう)
靫・空穂(うつぼ) ウツボグサ・靫草(うつぼぐさ) ウマノミツバ・馬の三つ葉
キャラウェイ キャロット(植物) 茎(くき)
草(くさ) クミン コエンドロ
コニウム コニシ・古仁之(こにし) コリアンダー
シシウド・猪独活(ししうど) シソ・紫蘇(しそ) セリ・芹(せり)
セルフィーユ セロリ セロリアーク
センキュウ・川きゅう セントウソウ・仙洞草 チドメグサ・血止め草
壷・壺(つぼ) 坪(つぼ) ディル
トウキ・当帰(とうき) ドクゼリ・毒芹(どくぜり) 夏(なつ)
庭(にわ) ニンジン・人参(にんじん) 根(ね)
ノダケ・野竹・土当帰(のだけ) ノチドメ・野血止(のちどめ) パースニップ
パクチー パセリ ハチジョウソウ・八丈草
花・華(はな) ハナウド・花独活(はなうど) ハマゼリ・浜芹(はまぜり)
ハマボウフウ・浜防風 フェンネル ボウフウ・防風(ぼうふう)
ホタルサイコ・蛍柴胡 ボタンボウフウ・牡丹防風 ミシマサイコ・三島柴胡
道(みち) ミツバ・三つ葉(みつば) ヤブジラミ・藪虱(やぶじらみ)
ヤブニンジン・藪人参 ヤマゼリ・山芹(やまぜり) ヨロイグサ・鎧草(よろいぐさ)

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