出前

【意味】 出前とは、料理を注文した人の家などに届けること。また、その料理や届ける人。

【出前の語源・由来】

出前というサービスは江戸時代初期にまで遡るが、明治頃まで「出前」という語は、遊女の年季勤めが終わり遊里を出る前をさす言葉として用いられた例しかなく、語源としては繋がらない。
「前」は「一人前」「分け前」など「それに相当する分量」「分」を表す接尾語「前」で、出向いて注文された分を届ける意味からとする説と、敬意をもっていう時の「お前(御前)」の「前」で、出向いてお前のところに届けるといった意味からとする説がある。
出前の起源が、「慳貪(けんどん)」と呼ばれた盛り切り一杯のうどんやそばを届けるサービスであったことから、「前」は「分量」を表す「前」と考えるのが妥当であろう。
「出前」の語が用いられ始めた頃、既に「お前」の語から敬意の意味は薄れており、「お前のところに出向く」の意味からとは考え難い。
ただし、「前」を「お前」の「前」と特定せず、「注文者の前」という意味であれば、完全に否定することはできない。

【関連語】

饂飩(うどん) ウナギ・鰻(うなぎ) 岡持ち(おかもち)
ケータリング 慳貪(けんどん) サービス
仕出し(しだし) 出張(しゅっちょう) 女郎(じょろう)
寿司・鮨・鮓(すし) ソバ・蕎麦(そば) デリバリー
出る(でる) 店屋物(てんやもの) 届く(とどく)
丼(どんぶり) ピザ 弁当(べんとう)
前(まえ) 遊里(ゆうり) ラーメン
料理(りょうり)

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