タイム

【意味】 タイムとは、シソ科の小低木でハーブの一種。南ヨーロッパ原産。全体に強い芳香がある。香辛料や咳止め、利尿薬として利用される。立麝香草(たちじゃこうそう)。木立百里香(きだちひゃくりこう)。

【タイムの語源・由来】

タイムは、英語「thyme」からの外来語。
「thyme(タイム)」の語源には、ギリシャ語で「勇気」を表す「thymos・thymus」、「生け贄」を表す「thyo」、「香り」を表す「thuo」などの説があるが、これらは分けて考える別々のものではなく、全て同一語源である。
「thyme(タイム)」を遡ると、「ちりが飛び散る」「煙が舞う」という意味の古い印欧語「dheu-」という語にたどり着く。
ギリシャでは犠牲物を燃やして煙を立てたことから、「食物を焼いて供物として捧げる」という意味の「thuo」、「煙を出す」「香りを焚く」を意味する「thuos」の語が生まれた。
タイムが寺院で香として焚かれていたことから、この植物には「thumon」の名が付き、ラテン語で「thymum」、フランス語で「thym」、英語で「thyme(タイム)」となった。
煙を立てたり、生け贄を供物として捧げる行為から、ギリシャでは勇気をもたらすものと信じられ、騎士にタイムの葉が贈られたりしたため、「勇気」を表すギリシャ語も同源となっている。
タイムはエジプト・ギリシャ・ローマで防腐剤として用いられ、古代エジプトではミイラの防腐剤にされたといわれる。

【関連語】

アキギリ・秋桐(あきぎり) アキチョウジ・秋丁字 アキノタムラソウ・秋の田村草
アロマテラピー 生け贄・生贄(いけにえ) イヌコウジュ・犬香じゅ
イヌゴマ・犬胡麻(いぬごま) イブキジャコウソウ・伊吹麝香草 ウツボグサ・靫草(うつぼぐさ)
エゴマ・荏胡麻(えごま) エンメイソウ・延命草 大葉(おおば)
オドリコソウ・踊子草 オレガノ カイジンドウ・甲斐神頭
香り・薫り・馨り(かおり) カキドオシ・垣通し(かきどおし) カゴソウ・夏枯草(かごそう)
カレー カワミドリ・河碧・川緑 木・樹(き)
キセワタ・着せ綿(きせわた) キダチヒャクリコウ キランソウ・金瘡小草
草(くさ) クラリセージ ケイガイ・荊芥(けいがい)
煙(けむり) コガネバナ・黄金花(こがねばな) コリウス・コレウス
サルビア シソ・紫蘇(しそ) シチュー
シモバシラ・霜柱(しもばしら) ジャコウソウ・麝香草 ジュウニヒトエ・十二単
シロネ・白根(しろね) スープ スパイクラベンダー
スパイス スペアミント セイボリー
セージ 咳(せき) 炊く・焚く(たく)
タチジャコウソウ・立麝香草 タツナミソウ・立浪草 タンジン・丹参(たんじん)
チョロギ・草石蚕・甘露子 塵(ちり) テンニンソウ・天人草
トウバナ・塔花(とうばな) ナギナタコウジュ・薙刀香じゅ ナミキソウ・浪来草(なみきそう)
ニシキゴロモ・錦衣(にしきごろも) 尿(にょう) 葉(は)
ハーブ バジル パチュリー・パチョリ
ハッカ・薄荷(はっか) ハナトラノオ・花虎の尾 ヒキオコシ・引起(ひきおこし)
ペパーミント ホトケノザ・仏の座(シソ科) マージョラム・マジョラム
マンネンロウ・迷迭香 ミイラ ミカエリソウ・見返草
ミズトラノオ・水虎の尾 ミゾコウジュ・溝香じゅ ミント
ムシャリンドウ・武佐竜胆 メハジキ・目弾(めはじき) メリッサ
ヤクモソウ・益母草(やくもそう) ヤマジソ・山紫蘇(やまじそ) ヤマハッカ・山薄荷(やまはっか)
ラバンジン ラベンダー ラベンダーストエカス
料理(りょうり) レオノチス レモンバーム
ローズマリー

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