束子/たわし

意味

たわしとは、器物の汚れを落とす道具。古くは藁やシュロなどを束ねて作り、現在は合成繊維や金属が用いられる。

たわしの語源・由来

たわしの語源には、漢字で「束子」と当てられているように、束ねたものの意味とする説。
持ち手藁の意味で「テワラ・タワラ(手藁)」とし、「俵(タワラ)」との混同を避け、「タワシ」になったとする説がある。
たわしを「タバシ」という方言があるため「束ねる」からと考えられるが、「トウラ」や「ナワドラ」といった「手藁」に通じる方言もある。
歴史的仮名遣いも、通常は「たはし」と考えられているが「たわし」とする説もあり、一説に絞ることは難しい。

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