推敲/すいこう

推敲の意味

推敲とは、詩文の字句や表現を練り直すこと。

推敲の語源・由来

推敲は、以下の故事に由来する。
唐代の詩人賈島が「僧は推す月下の門」という句を作っていたが、「推す(おす)」を「敲く(たたく)」にすべきか迷っているうちに、韓愈の行列に突き当たってしまった。
突き当たった理由を尋ねられた賈島は、相手が唐詩四大家の一人である韓愈と知り、逆に「推と敲のどちらが良いでしょう?」と質問したところ、韓愈は「敲にしたほうが良い」と助言した。
このことから、詩文を考え練り直すことを「推敲」というようになった。

推敲の類語・言い換え

月下推敲/彫琢/彫章琢句/洗練/鏤刻/斧鑿/獺祭/獺祭魚/彫心鏤骨/意匠惨憺/筆労/改稿/リライト/添削/改竄/筆削/雌黄/添竄/斧鉞/朱筆/入朱/加筆/助筆/刪補/刪潤/刪定/刪正/改刪/改削/刪改/刪削/刪略/刪除/削除/修定/修正/訂正/修訂/改訂/再訂/重訂/新訂/補訂/更訂/考訂/勘校/校勘/校閲/校正/再校/参校/対校/校合/校書/磨く/練る/頭をひねる/竄する/筆を入れる/筆の尻取る/朱を入れる/朱筆を入れる/朱筆を加える/筆を加える/赤字を入れる/訂する/校する/正す

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