すごい
すごいとは、ぞっとするほど恐ろしい。非常に気味が悪い。程度がはなはだしい。並外れている。
すごいの語源・由来
すごいの語源には、「じかに」の意味を表す副詞「すぐ(直)」の形容詞化説。
度を超していることを表す「すぐ(過ぐ)」の形容詞化説や、古く、強く恐ろしいことを表した「しこ(醜)」に通じる説がある。
すごいの意味から「直」が影響しているとは考えられず、「醜」は意味が限られるため、度を超していることを表す「過ぐ」の説が妥当であろう。
古く、すごいは寒く冷たく骨身にしみる感じを表す言葉としても用いられた。
「ぞっとするほど恐ろしい」「ぞっとするほど物淋しい」など、すごいに「身の毛がよだつ」といった意味が含まれるのも、その延長にあると思われる。
「すごい」と似た意味を持つ「ひどい」は、希に副詞「ひどく」の形でプラス評価として用いられるようになってきているが、すごいがプラス評価とマイナス評価の両面で使われるようになったのは最近のことではなく、「恐ろしいほど優れている」といったプラス評価の使用例は古くから見られる。
すごいの関連語
| 著しい(いちじるしい) | 恐ろしい(おそろしい) | 気味が悪い(きみがわるい) |
| 寒い(さむい) | 随分(ずいぶん) | 頗る(すこぶる) |
| 凄む(すごむ) | 凄まじい(すさまじい) | 超ド級(ちょうどきゅう) |
| 冷たい(つめたい) | 途轍もない(とてつもない) | とんでもない |
| 激しい・烈しい(はげしい) | 甚だしい(はなはだしい) | 酷い(ひどい) |
| 箆棒(べらぼう) | 身の毛もよだつ | 無茶苦茶(むちゃくちゃ) |
| 滅茶苦茶(めちゃくちゃ) | 滅法(めっぽう) | 物凄い(ものすごい) |
| やばい | 悪い(わるい) |
