癪に障る

【意味】 癪に障るとは、不快で腹が立つ。癪にさわる。しゃくに障る。

【癪に障るの語源・由来】

「癪」は胸や腹のあたりが急に痙攣して激痛が走ることで、「さしこみ」のこと。
腹が立った時には胸や腹が痛むことから、こう言うようになった。
「障る」と「触る」は同源ではあるが、「癪」は体の部位のように触れられるものではなく、「癪」という病気になることを表しているので、「癪に触る」と書くのは間違いである。
「積」に「病垂れ」で「癪」と書くのは、辛苦が積もって起こる病という意味から作られた和製漢字。
「しゃく」と読むのは、「積」を呉音で「しゃく」と読むからである。

【関連語】

怒る(いかる) 憤る(いきどおる) いけ好かない(いけすかない)
痛い(いたい) 忌々しい(いまいましい) 嫌味・厭味(いやみ)
イライラ 鬱陶しい(うっとうしい) お冠(おかんむり)
怒る(おこる) 体(からだ) 癇癪玉(かんしゃくだま)
癇に障る(かんにさわる) 冠を曲げる(かんむりをまげる) 機嫌(きげん)
逆鱗に触れる 業腹(ごうはら) 心(こころ)
小癪(こしゃく) 触る・障る(さわる) 癪の種(しゃくのたね)
癪の虫(しゃくのむし) 切歯扼腕(せっしやくわん) 旋毛を曲げる(つむじをまげる)
鶏冠に来る(とさかにくる) 腹(はら) 腹が立つ(はらがたつ)
臍を曲げる(へそをまげる) むかつく 向かっ腹(むかっぱら)
胸(むね) 目くじらを立てる 八つ当たり(やつあたり)
病(やまい) 柳眉倒豎(りゅうびとうじゅ)

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