ゼンマイ/発条/撥条/ぜんまい

意味

ぜんまいとは、薄く細長い鋼を渦巻状に巻いた弾力性に富むばね時計玩具などの動力に使う。

ぜんまいの語源・由来

ぜんまいは、渦巻き状の巻いたその形状が、シダ植物の「ゼンマイ」の若葉に似ていることから名付けられた。
漢字の「発条」と「撥条」は「ばね」とも読むように、「発」「撥」が「はねる」を意味し、「条」は細長いものの意味で、弾力性のある線状の金属を表している。
ゼンマイ式の時計が作られたのは、1450年頃のヨーロッパといわれ、日本へは1612年にスペイン領メキシコの総督ドン・ルイス・デ・ベラスコから徳川家康へ、目覚まし付きのゼンマイ式置時計が贈られている。

シダ植物の「ゼンマイ」

シダ植物の「ゼンマイ」


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