世知辛い

【意味】 世知辛いとは、世渡りがしにくい。暮らしにくい。勘定高くて抜け目がない。せこい。世智辛い。

【世知辛いの語源・由来】

世知辛いの「世知」は、本来仏教用語で「世俗の知恵」を意味し、日本では「世渡りの才」も表すようになり、さらに「勘定高い」「せこい」といった意味でも用いられるようになった言葉である。
世知辛いの「辛い」は「世知」を強めたものであるが、「世渡りの才」に対して「辛い」で「世渡りがしにくい」という意味になったのではない。
「勘定高い」という意味の「世知」を強めた「辛い」で、世知辛いの本来の意味は「勘定高くて抜け目がない」である。
「暮らしにくい」「世渡りがしにくい」という意味は、「世知辛い人(勘定高い人)が多い世の中は暮らしにくい」という意味から派生した用法である。
世知辛いの語源には、本来は「切辛い」と表記し、「物事が切迫していて、容易に乗り切れない」といった意味からという説もあるが、「世知」の意味や用法の変化が明らかなのでこの説は考え難い。

【関連語】

齷齪(あくせく) あくどい 阿漕(あこぎ)
足元を見る(あしもとをみる) 生き馬の目を抜く 卑しい・賎しい(いやしい)
浮世(うきよ) 海千山千(うみせんやません) 賢い(かしこい)
がめつい 辛い(からい) 勘定高い(かんじょうだかい)
曲者(くせもの) 暮らし(くらし) 計算(けいさん)
ケチ 小賢しい(こざかしい) 賢しい(さかしい)
強か(したたか) しみったれ 社会(しゃかい)
尻毛を抜く(しりげをぬく) 吝い(しわい) 狡い(ずるい)
世界(せかい) 世間(せけん) せこい
せせこましい 世知賢い(せちがしこい) 世知弁・世智弁(せちべん)
ちょろまかす 辛い(つらい) 抜け目がない(ぬけめがない)
みみっちい 吝か(やぶさか) 油断大敵(ゆだんたいてき)
要領(ようりょう) 利口(りこう)

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