サメ
サメとは、軟骨魚綱板鰓類で、エイ目以外の総称。骨格は軟骨。口は頭部の下面に開く。尾は刀状。
サメの語源・由来
サメは、「狭目・狭眼(さめ)」の意味とする説が多い。
しかし、サメの目は体に比べて小さいとは言えるが、狭い(細い)とは言えない。
目の大きさを語源とするならば、1億分の1の単位を表し、非常に小さい粒を意味する「沙」で「沙目(さめ)」、もしくは「小目(さめ)」の方が良いであろう。
目の大きさに関係ないとすれば、「メ」は魚につける指称辞として用いられる語であり、古くはクジラが「イサナ(磯魚)」と呼ばれていたことから、「イサメ(磯魚)」の上略とも考えられる。
また、アイヌ語でも「サメ」は「サメ」「シャメ」と言い、アイヌ語が和語に入ることはあっても、和語からアイヌ語に入ることはないことから、アイヌ語説は有力視されている。
ただし、アイヌ語から和語になった動物は、もともと寒い地域に棲息するものが多く、広域に棲むサメがこれに該当するとは言い切れない。
『古事記』や『風土記』では「サメ」が「ワニ」と呼ばれており、古く「ワニ」は「サメ」をさす言葉であったことがわかる。
漢字の「鮫」は、体をくねらせることから、魚へんに「交」で「鮫」となった。
サメの関連語
| アイザメ・藍鮫(あいざめ) | アオザメ・青鮫(あおざめ) | アブラツノザメ・油角鮫 |
| 磯(いそ) | ウバザメ・姥鮫(うばざめ) | エイ・海鷂魚(えい) |
| 尾(お) | オナガザメ・尾長鮫 | カグラザメ・神楽鮫 |
| カスザメ・糟鮫(かすざめ) | 刀(かたな) | ギンザメ・銀鮫(ぎんざめ) |
| クジラ・鯨(くじら) | 口(くち) | コバンザメ・小判鮫 |
| サカタザメ・坂田鮫(さかたざめ) | 魚(さかな) | 鮫肌(さめはだ) |
| シュモクザメ・撞木鮫 | ジンベイザメ・甚平鮫 | 狭い(せまい) |
| 小さい(ちいさい) | チョウザメ・蝶鮫(ちょうざめ) | ドチザメ・奴智鮫(どちざめ) |
| ナヌカザメ・七日鮫 | ネコザメ・猫鮫(ねこざめ) | ネズミザメ・鼠鮫(ねずみざめ) |
| ノコギリザメ・鋸鮫 | フカ・鱶(ふか) | フカヒレ・鱶鰭(ふかひれ) |
| ホオジロザメ・頬白鮫 | ホシザメ・星鮫(ほしざめ) | 細い(ほそい) |
| 骨(ほね) | 交わる(まじわる) | ミツクリザメ・箕作鮫 |
| 目・眼(め) | メジロザメ・目白鮫 | ヨシキリザメ・葦切鮫 |
| ワニ・鰐(わに) |
