柳眉倒豎
【意味】 柳眉倒豎とは、美しい女性が眉を吊り上げて怒ること。
【柳眉倒豎の語源・由来】
「柳眉」は柳のように細く美しいまゆを表し、美人のまゆの形容としても用いられる語。
「倒豎」は逆さまに立てるという意味である。
眉を吊り上げた姿で怒りを表現していることから、平常時の眉は垂れ下がっていなくては意味がない。
ここでいう柳は、ネコヤナギのように立った柳ではなく、シダレヤナギの類である。
類句には、「柳眉を逆立てる」がある。
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【関連語】
怒る(いかる) | 憤る(いきどおる) | 忌々しい(いまいましい) |
美しい(うつくしい) | お冠(おかんむり) | 怒る(おこる) |
女(おんな) | 癇癪玉(かんしゃくだま) | 癇に障る(かんにさわる) |
冠を曲げる(かんむりをまげる) | 機嫌(きげん) | 逆鱗に触れる(げきりんにふれる) |
剣幕(けんまく) | 業腹(ごうはら) | 業を煮やす(ごうをにやす) |
逆さま(さかさま) | シダレヤナギ・枝垂れ柳 | 地団駄を踏む(じだんだをふむ) |
癪に障る(しゃくにさわる) | 癪の種(しゃくのたね) | 癪の虫(しゃくのむし) |
切歯扼腕(せっしやくわん) | 立つ(たつ) | 垂れる(たれる) |
旋毛を曲げる(つむじをまげる) | 鶏冠に来る(とさかにくる) | ネコヤナギ・猫柳(ねこやなぎ) |
腹が立つ(はらがたつ) | 臍を曲げる(へそをまげる) | 別嬪・別品(べっぴん) |
眉(まゆ) | むかつく | 向かっ腹(むかっぱら) |
目くじらを立てる(めくじらをたてる) | 八つ当たり(やつあたり) | ヤナギ・柳・楊柳(やなぎ) |