落書き/らくがき

意味

落書きとは、本来書くべきでない所に、絵や文字などをいたずら書きすること。また、その書いたもの。

語源・由来

落書きは、和製漢語「落書(らくしょ)」を重箱読み(上の字を音で読み、下の字を訓で読むこと)したものである。
「落書(らくしょ)」は中世から近世にかけて、政治・社会や人物(権力者)などに対し、批判や社会風刺を述べた匿名の文書のことで、人目につきやすい場所に落としてに拾わせたため、この名がついた。
このような文書は「落とし文(おとしぶみ)」とも言われたが、漢語形「落書」の方が古くから見られる。
これを相手のの壁や塀にも貼り付けられたことから、現在の「落書き」の意味に転じた。

類語・言い換え

書くべきでない所の落書き

落書/落筆/イタズラ書き/てんごう書き/戯れ書き/戯書/無駄書き/無駄字/贅字/グラフィティ/リバースグラフィティ/ストリートアート/タギング/漫画/戯画/滑稽画/戯れ絵/戯け絵/狂画/痴絵/烏滸絵/鳥羽絵/風刺画/ポンチ絵/ポンチ/カリカチュア/カリカチュール/カートゥーン/カルトン

入れ墨の俗称の落書き

入れ墨刺青タトゥー/彫り物//文身/紋身/くりからもんもん/紋紋/入れ黒子/我慢/プチタトゥー

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