ライチョウ
【意味】 ライチョウとは、キジ目ライチョウ科(キジ科ライチョウ亜科)の鳥。夏の羽色は褐色、冬は白色になる。日本では中部地方の高山に生息。特別天然記念物。
【ライチョウの語源・由来】
平安時代末から「ライノトリ」、江戸時代から「ライチョウ」と呼ばれるようになった。
ライチョウの語源には、天敵を避けるため雷が鳴るような時に活発に活動することから、「雷の鳥」になったとする説。
火難、雷難除けの信仰と結び付けられ、「雷の鳥」と呼ばれるようになったとする説。
山中で雷が鳴ると、雷獣を捕らえて食べるという言い伝えからなどがある。
しかし、カミナリと結び付けて考えられるようになったのは江戸時代以降のことなので、「ライノトリ」を「雷の鳥」とするのはおかしい。
「レイチョウ(霊鳥)」とも呼ばれていたことから、本来は「霊の鳥(らいの鳥)」で、のちに雷と結び付けられ「雷鳥」になったと考えられる。
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