お釈迦
お釈迦とは、作り損ねた不良品。使い物にならなくなったもの。「お釈迦にする」「お釈迦が出る」「お釈迦になる」などと用いる。
お釈迦の語源・由来
お釈迦は鋳物職人の隠語から出た言葉で、阿弥陀像を鋳るはずが、誤って釈迦像を鋳てしまったことからといわれる。
一説には、江戸の訛りで「ひ」と「し」の発音が同じになるため、「火が強かった(しがつよかった)」と、お釈迦様の誕生日「四月八日(しがつようか)」を掛けた洒落ともいわれる。
これらの説は、あまりにも出来すぎた話で信憑性は薄く、物事が駄目になることを「お陀仏」と言うことから、同じような連想で出た言葉と考える方が妥当であろう。
また、博打などで無一文になることも「お釈迦になる」と言うが、この場合の「お釈迦」は、花祭りに水をかけられるお釈迦様のように、裸にされるということから出た言葉で、作り損なった製品や、使い物にならなくなった意味の「お釈迦」の語源とは関係ないと思われる。
お釈迦の関連語
| 後の祭り(あとのまつり) | お蔵入り(おくらいり) | おけらになる |
| おじゃん | お陀仏(おだぶつ) | ガラクタ |
| 腐る(くさる) | しくじる | 死ぬ(しぬ) |
| しまった | 洒落(しゃれ) | 折角(せっかく) |
| 台無し(だいなし) | 駄目(だめ) | 十日の菊(とおかのきく) |
| ドジ | とちる | 南無三(なむさん) |
| 博打(ばくち) | 裸(はだか) | 花・華(はな) |
| 万事休す(ばんじきゅうす) | 火(ひ) | 墓穴を掘る(ぼけつをほる) |
| ぽしゃる | ポンコツ | 祭り(まつり) |
| 水の泡(みずのあわ) | 六日の菖蒲(むいかのあやめ) | 元の木阿弥(もとのもくあみ) |
| 元も子もない(もともこもない) | わや |
