オキナグサ/翁草/おきなぐさ

意味

オキナグサとは、キンポウゲ科の多年草。日当たりのよい山地に自生する。「」の別名。「」の別名。

語源・由来

オキナグサの「翁(おきな)」は、おじいさんの意。
開花後、羽毛状に長く伸びるい雌しべを老人の銀髪や白ひげにたとえて、「翁草」と呼ばれるようになった。
「オキナグサ」という名は、漢名の「白頭公(ハクトウコウ)」の意訳ともいわれるが、和名は独自のもので、発想が同じであったと考える方が妥当であろう。
オキナグサの根を乾かしたものは、漢方薬とされ「白頭翁」と呼ぶ。
「松」や「菊」の別名も「オキナグサ」というが、これらは「長寿」の意味がこめられた命名と思われる。

開花後のオキナグサ

開花後のオキナグサ


TOP
テキストのコピーはできません。