おじゃん

おじゃんの意味

おじゃんとは、物事が途中で駄目になること。「計画がおじゃんになる」などと使われる。

おじゃんの語源・由来

おじゃんの語源は、江戸時代に使われていた、物事が途中で駄目になる意味の動詞「じゃみる」で、その連用名詞形「じゃみ」に接頭語「お」が付いて、「おじゃん」になったといわれる。
おじゃんと意味や音が似ているため、この説で間違いないであろう。

おじゃんの語源でよく言われるのは、半鐘の説である。
江戸時代、火事が発生した際に半鐘を連打し、鎮火した際は「ジャンジャン」と半鐘を二度鳴らして火事が終わった合図としていた。
そのため、半鐘の「ジャン」というと「おしまい」の意味から、おじゃんになったというものである。
この説の「おしまい」の意味から、という点は理解できる。
しかし、半鐘は火事が終わったという良い意味の合図で、途中で物事が駄目になる「おじゃん」とは正反対の意味となるため考え難い。

おじゃんの類語・言い換え

台無し駄目/お流れ/水の泡/水泡/中倒れ/ぱあ/ふい/わや/パンク/ぶち壊し/空中分解/ご破算/リセット/立ち消え/頓挫/白紙状態/白紙撤回/お陀仏/元の木阿弥無駄にするポシャるお釈迦になるダメにする/ダメになる/棒に振る/水となる/水にする/砂にする/無にする/無になる/水泡に帰する/湯を沸かして水にする

TOP
テキストのコピーはできません。