ヌスビトハギ

【意味】 ヌスビトハギとは、マメ科の多年草。夏から秋、枝先に淡紅色の小蝶形花が咲く。豆果の表面にかぎ状の毛があり、人の衣服などにくっつく。

【ヌスビトハギの語源・由来】

ヌスビトハギの「ヌスビト(盗人)」は、豆果が二節からなり、その形が足音をたてないよう忍び歩いた泥棒の足跡に似ているところから、「ヌスビト(盗人)」の名がついたとする説が定説となっている。
しかし、ヌスビトハギは「泥棒草」と呼ばれ、イノコズチやキンミズヒキなど、ヌスビトハギのように実が衣服や動物の毛につくものは皆、「泥棒草」と呼ばれている。
そこから考えると、泥棒の足跡に見立てて「ヌスビト(盗人)」になったのではなく、実がくっつかないようそっと歩く姿が泥棒の忍び足に似ていることから、「ヌスビト(盗人)」の名がついたと考える方が良いであろう。
ヌスビトハギの「ハギ(萩)」は、花がハギに似ているところからの名である。

【関連語】

アカシア アカツメクサ・赤詰草 秋(あき)
足・脚・肢(あし) アズキ・小豆(あずき) 後・跡・痕(あと)
アピオス 歩く(あるく) アルファルファ
イノコズチ・牛膝(いのこずち) インゲンマメ・隠元豆 ウズラマメ・鶉豆(うずらまめ)
ウマゴヤシ・馬肥やし・苜蓿 枝豆(えだまめ) エニシダ
エビスグサ・夷草・恵比須草 エンジュ・槐(えんじゅ) エンドウ・豌豆(えんどう)
オジギソウ・含羞草 カイコウズ・海紅豆 鍵・鉤(かぎ)
カスマグサ カラスノエンドウ・烏野豌豆 カラバル豆(からばるまめ)
カリン・花梨・花櫚(かりん) カワラケツメイ・河原決明 カンゾウ・甘草(かんぞう)
キハギ・木萩(きはぎ) ギンネム・銀合歓(ぎんねむ) キンミズヒキ・金水引
グアーガム 草(くさ) クサネム・草合歓(くさねむ)
クサフジ・草藤(くさふじ) クズ・葛(くず) クズイモ・葛芋(くずいも)
クマリン クララ・苦参(くらら) クローバー
毛(け) ゲンゲ・紫雲英(げんげ) コパイバ
コマツナギ・駒繋ぎ ザートウイッケン サカイチ
ササゲ・大角豆(ささげ) 莢(さや) シカクマメ・四角豆
シタン・紫檀(したん) シナガワハギ・品川萩 忍ぶ(しのぶ)
ジャケツイバラ・蛇結茨 シャジクソウ・車軸草 シラハギ・白萩(しらはぎ)
シロツメクサ・白詰草 スイートピー スオウ・蘇芳・蘇方・蘇枋
スズメノエンドウ・雀野豌豆 センダイハギ・千代萩 センナ
ソウシジュ・相思樹 ソラマメ・蚕豆・空豆 ダイズ・大豆(だいず)
タガヤサン タヌキマメ・狸豆(たぬきまめ) タマリンドの木
タンキリマメ・痰切豆 ツルフジバカマ・蔓藤袴 ツルマメ・蔓豆(つるまめ)
デイゴ・梯梧・梯姑(でいご) デリス トウアズキ・唐小豆・相思子
唐人豆(とうじんまめ) トビカズラ・飛蔓(とびかずら) 泥棒(どろぼう)
ナタマメ・鉈豆・刀豆 夏(なつ) ナッツ
ナツフジ・夏藤(なつふじ) ナンキンマメ・南京豆 ナンテンハギ・南天萩
ニワフジ・庭藤(にわふじ) 盗む(ぬすむ) ネコハギ・猫萩(ねこはぎ)
ネムノキ・合歓木(ねむのき) ノボリフジ・昇藤 ハカマカズラ・袴蔓
ハギ・萩(はぎ) ハッショウマメ・八升豆 花・華(はな)
ハナズオウ・花蘇芳 ハブソウ・波布草(はぶそう) ハマエンドウ・浜豌豆
ハリエンジュ・針槐 ピーナッツ ヒヨコマメ・雛豆(ひよこまめ)
フジ・藤(ふじ) フジキ・藤木(ふじき) フジマメ・藤豆・鵲豆
ベニゴウカン・紅合歓 ベニバナインゲン・紅花隠元 ホウオウボク・鳳凰木
ホド・塊・塊芋(ほど) マイハギ・舞萩(まいはぎ) マキエハギ・蒔絵萩
マメ・豆(まめ) マルバハギ・丸葉萩 実(み)
ミソナオシ・味噌直 ミモザ ミヤギノハギ・宮城野萩
ミヤコグサ・都草(みやこぐさ) ミヤマトベラ・深山とべら ムレスズメ・金雀花・群雀
メドハギ・蓍萩(めどはぎ) メリロート モダマ・藻玉(もだま)
モメンヅル・木綿蔓 ヤハズソウ・矢筈草 ヤブハギ・藪萩(やぶはぎ)
ヤブマメ・藪豆(やぶまめ) ヤマハギ・山萩(やまはぎ) ヤマフジ・山藤(やまふじ)
ユクノキ・ゆくの木(ゆくのき) ライマメ・ライ豆(らいまめ) ラッカセイ・落花生(らっかせい)
リョクトウ・緑豆(りょくとう) ルイボス・ルイボスティー ルピナス
レダマ レンズマメ・レンズ豆 レンリソウ・連理草
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