庭
【意味】 庭とは、敷地内に設けた空間。木や草花を植えたり、石や池などを配する。庭園。
【庭の語源・由来】
神事・狩猟・農事などを行う場所や、波の平らな海面などもさし、古くは何かを行うための平らな所をさしていた。
「学びの庭」といった用法は、このような意味を持っていたことに由来する。
奈良時代には、草木が植えられたり池が造られたところは「園(その)」や「山斎・島(しま)」と呼ばれ、「庭(には)」と区別していたが、平安時代頃から「には」が庭園の意味に転じた。
語源は諸説あるが、有力な説を大別すると「土間(はにま)」の略転、「土間(にま)」の意味、「土場(には)」の意味など「土」の語系とする説と、「に」が「な(滑・平)」の転、「は」が「延」の意味で広がるところに用いる接尾語とする説がある。
「赤土」は「丹(に)」と言ったことから、庭の「に」は「土」や「丹」と同根とも考えられるが、「庭」は平らな所をさす語で海面などもいったことから、「な(滑・平)」の転+「延」を意味する接尾語の説が有力と考えられる。
また、「場(ば)」は「には」よりも遅く見られる語のため庭の語源とは考えられないが、庭の「は」から派生したとは考えられる。
【関連語】
| 東屋(あずまや) | 家(いえ) | 池(いけ) |
| 石(いし) | 海(うみ) | 縁側(えんがわ) |
| エントランス | 踊り場(おどりば) | ガーデニング |
| 木・樹(き) | 草(くさ) | 玄関(げんかん) |
| 座敷(ざしき) | 敷居(しきい) | 鹿威し(ししおどし) |
| 島・嶋(しま) | 添水(そうず) | 三和土(たたき) |
| 土(つち) | テラス | 土間(どま) |
| 波(なみ) | 濡れ縁(ぬれえん) | 花・華(はな) |
| バルコニー | 部屋(へや) | ベランダ |
| 屋敷・邸(やしき) | 矢庭に(やにわに) | 廊下(ろうか) |
