なしのつぶて

【意味】 なしのつぶてとは、連絡をしても返事のないこと。便りのないこと。梨のつぶて。

【なしのつぶての語源・由来】

「つぶて(礫)」は、投げる小石の意味。
投げた小石は返ってこないことから、つぶてのように音沙汰がないことを「なしのつぶて」と言うようになった。
漢字では「梨の礫」と書くが、「梨」は「無し」に掛けた語呂合わせで特に意味はない。
ただし、「無しの礫」では「何も無いものを投げること」になって意味をなさないため、形のある「梨」を用いて「梨の礫」としなければならない。
「つぶて」の使用が少ない割に「なしのつぶて」の使用が多い理由は、見て見ぬふりをする意味の「つぶる(目をつぶる)」と「つぶて」の語感が似ているせいかもしれない。

【関連語】

いけしゃあしゃあ 石(いし) 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
石に灸(いしにきゅう) 石に針(いしにはり) 石に灸の仇煙
犬に論語(いぬにろんご) 牛に経文(うしにきょうもん) 牛の角を蜂が刺す
馬の耳に念仏 置いてきぼり(おいてきぼり) 音沙汰(おとさた)
蛙の面に水 シカト 鹿の角を蜂が刺す
釈迦に説法(しゃかにせっぽう) しらばくれる 擂鉢へ灸を据える
そっぽを向く(そっぽをむく) 棚上げ(たなあげ) 狸寝入り(たぬきねいり)
頼り・便り(たより) 土に灸(つちにきゅう) 礫(つぶて)
瞑る(つぶる・つむる) 手紙(てがみ) 豆腐に鎹(とうふにかすがい)
泥に灸(どろにやいと) 蔑ろ(ないがしろ) 投げる(なげる)
ナシ・梨(なし) 糠に釘(ぬかにくぎ) 猫に小判(ねこにこばん)
暖簾に腕押し(のれんにうでおし) 馬耳東風(ばじとうふう) ばっくれる
豚に真珠(ぶたにしんじゅ) 無頓着(むとんちゃく) 柳に風(やなぎにかぜ)
郵便(ゆうびん)

週間ランキング

月間ランキング


▲ ページトップ ▲

違いがわかる事典なぜなに大事典故事ことわざ辞典日本語俗語辞書

Copyright ©2003- 語源由来辞典 All Rights Reserved.
運営 株式会社ルックバイス