ななめ

ななめとは、垂直・水平・正面などの方向に対し傾いていること。また、そのさま。はす。はすかい。

ななめの語源・由来

ななめは、平安後期より漢文訓読文で見られるようになるが和文には見られず、当時は「なのめ(斜め)」が多く用いられた。
中世に入って「なのめ」の使用が減少したのに伴ない、「ななめ」の使用が増えており、「なのめ」が転じて「ななめ」になったと思われる。
「なのめ」の「なの」は、「なのか(七日)」の「なの」と同じ「七」のことで、七つ時が日の傾く頃であるところからといわれる。
10のうち5、6を峠とすると、7は下りで斜めになるところからといった説もあるが、登りも斜めであるし、他の数でも斜めと言えるので考慮しがたい。
七つ時の説が有力と思えるが、「なのめ」は「傾く」の意味よりも、ありきたりなさまや、平凡なさま、いい加減なさまの意味で用いられているため断定は難しい。

ななめの関連語

彼処・彼所(あそこ) 彼方此方(あちこち) 彼方(あちら)
彼方(あっち) 在り来り(ありきたり) 彼(あれ)
いい加減(いいかげん) 上(うえ) 後ろ(うしろ)
内(うち) 裏(うら) 奥(おく)
御天道様(おてんとうさま) 表(おもて) 日(か)
傾く(かたむく) 角(かど) 彼方(かなた)
側(かわ) 雁行(がんこう) 北(きた)
際(きわ) 下る(くだる) 隈・曲・阿(くま)
此処(ここ) 此方(こちら) 此方(こっち)
此方(こなた) 此れ(これ) 坂(さか)
境(さかい) 先(さき) 下(した)
直ぐ(すぐ) 隅・角(すみ) 底(そこ)
其方(そちら) 其方(そっち) 外(そと)
側・傍(そば) 太陽(たいよう) 平ら(たいら)
縦(たて) 端(つま) デコボコ・凸凹(でこぼこ)
峠(とうげ) 所・処(ところ) 何方(どちら)
何方(どっち) なだらか 中(なか)
滑らか(なめらか) 西(にし) 上る・登る・昇る(のぼる)
端(はし) 斜(はす) 日(ひ)
東(ひがし) 左(ひだり) 日向(ひなた)
縁(ふち) 縁(へり) 前(まえ)
曲がる(まがる) 右(みぎ) 右肩上がり(みぎかたあがり)
南(みなみ) 向こう(むこう) 元・本・基(もと)
横(よこ)