村八分/むらはちぶ

村八分の意味

村八分とは、仲間はずれにすること。村の掟や秩序を破ったや家族に対し、村民全部が申し合わせて絶交するもの。村はずし。

村八分の語源・由来

村八分は、江戸時代から行われた習慣である。
村八分の「八分」とは、十分ある交際のうち、葬式と火事の際の消火活動の二分以外は付き合わないという意味からで、のけ者にすることを「八分する」とも言った。
十分のうちの八分は、「冠・婚礼・出産・病気・建築・水害・年忌・旅行」である。
村八分の語源には、上記のほか、払い除けて信用しない意味の「撥撫(はつむ)」が転じ、「八分」になったとする説もある。

村八分の類語・言い換え

村はずし/絶交/断交/仲間外れ/継子扱い/異端視/除け者/蚊帳の外/つんぼ桟敷/鼻つまみ/邪魔者扱い/爪弾き敬遠/疎外/排斥/排他/排除/除外/除籍/追放/放逐/シャットアウト/オミット/ボイコット/閉め出す/追い出す/弾き出す/放り出す/叩き出す/突き出す/蔑ろ/陶片追放/ハブる/ハブにする/総スカン/肘鉄/肘鉄砲/孤立/孤独/ひとりぼっち孤軍重囲

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