ムクドリ
【意味】 ムクドリとは、スズメ目ムクドリ科の鳥。全長約24センチ。黒褐色で、顔と腰に白い部分が混じり、くちばしと脚は橙黄色。
【ムクドリの語源・由来】
椋木(ムクノキ)の実を好んで食べることからというのが定説となっているが、ムクノキ以外の種子や果実、昆虫なども食べる。
ムクドリの特徴は、何万羽ともいわれる大群をつくって「リャーリャー」と鳴くところにあるため、「群木鳥(ムレキドリ)」もしくは「群来鳥(ムレキドリ)」の略転説がある。
ムクドリを指す方言の「クモドリ(雲鳥)」は雲のように見える大群の鳥の意味から、「ムラ」「ムラドリ」が群れをなすところから、「ムクギ」「ムッキードリ」は「群来(鳥)」、「ムッツドイ」が「群集い」とすると、ムクドリの語源も「群れ」と考えるのが妥当である。
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【関連語】
足・脚・肢(あし) | 顔(かお) | カンムリシロムク |
黄色(きいろ) | キュウカンチョウ・九官鳥 | 嘴(くちばし・はし) |
雲(くも) | 黒(くろ) | 腰(こし) |
コムクドリ・小椋鳥(こむくどり) | 昆虫(こんちゅう) | サルカ・秦吉了(さるか) |
白(しろ) | シンキツリョウ・秦吉了 | スズメ・雀(すずめ) |
ダイダイ・橙(だいだい) | トリ・鳥(とり) | 泣く・鳴く・啼く(なく) |
ハッカチョウ・八哥鳥 | ホシムクドリ・星椋鳥 | マネシツグミ・真似鶫 |
実(み) | ムクノキ・椋木・樸樹(むくのき) | 群れ(むれ) |