無茶苦茶
【意味】 無茶苦茶とは、道理に合わないこと、程度がはなはだしいこと、知識がないこと、乱暴なさまなどを表す「無茶」を強めていう語。滅茶苦茶。
【無茶苦茶の語源・由来】
無茶苦茶の語源には、「無茶」が来客にお茶を出さないこと、「苦茶」が苦いお茶を出すことで、共に常識はずれなことからといった説がある。
この説は漢字を元に考えられた説だが、「無茶苦茶」はただの当て字なので、漢字に語源をもとめること自体間違いである。
無茶苦茶の「無茶」は、仏教語で「無為」を表す「無作(むさ)」からか、「無作」から生じ、中世から近世にかけて「無造作」の意味で用いられた副詞「むさと」の「むさ」が転じたものと考えられている。
また、「むさい」「むさぼる」などの「むさ」などと同根で、むさぼる心が強いことや、汚らしいことからとも考えられる。
無茶苦茶の「苦茶」は、語調を整えつつ「無茶」を強めるための語である。
同様に「むさ」から生じ、語調を合わせた言葉には「むさくさ」や「むしゃくしゃ」がある。
【関連語】
| 荒い・粗い(あらい) | いい加減(いいかげん) | お茶(おちゃ) |
| がさつ | 狂う(くるう) | しっちゃかめっちゃか |
| しどろもどろ | 随分(ずいぶん) | 凄い(すごい) |
| 凄まじい(すさまじい) | 粗忽(そこつ) | 粗暴(そぼう) |
| だだくさ | ちぐはぐ | ちゃらんぽらん |
| 超ド級(ちょうどきゅう) | 辻褄(つじつま) | 適当(てきとう) |
| 出鱈目(でたらめ) | てんやわんや | どさくさ |
| 途轍もない(とてつもない) | 頓珍漢(とんちんかん) | とんでもない |
| 苦い(にがい) | 甚だしい(はなはだしい) | パニック |
| 酷い(ひどい) | 不届き(ふとどき) | 箆棒(べらぼう) |
| 乱り・妄り・濫り・猥り(みだり) | 乱れる(みだれる) | むさい |
| むさくさ | 貪る(むさぼる) | むしゃくしゃ |
| 矛盾(むじゅん) | 無造作(むぞうさ) | 無闇(むやみ) |
| 滅茶苦茶(めちゃくちゃ) | 滅相もない(めっそうもない) | 滅多(めった) |
| 滅法(めっぽう) | 物凄い(ものすごい) | 矢鱈(やたら) |
| やばい | ラリる | 狼藉(ろうぜき) |
