水掛け論
【意味】 水掛け論とは、互いが自説にこだわって、また自分に都合の良いことばかり言って、いつまでも解決しない議論。
【水掛け論の語源・由来】
水掛け論は、狂言の『水掛聟(みずかけむこ)』に由来するといわれる。
『水掛聟』とは、日照りが続いたある日、隣り合わせの田を持つ舅(しゅうと)と婿(むこ)が、自分の田に水を引こうとして口論となり、いつまでも言い争った挙句、互いの顔に水を掛け合った。
妻(舅の娘)が仲裁に入るが、最後は夫(婿)と一緒に婿を突き倒して終わるという話である。
一説には、水の掛け合いのように勝敗が決まらない論争の意味から「水掛け論」という言葉が生まれ、その後、『水掛聟』の話が作られたともいわれる。
【関連語】
| 軋轢(あつれき) | 抗う・争う・諍う(あらがう) | 争う(あらそう) |
| 戦・軍(いくさ) | 諍い(いさかい) | いざこざ |
| 牛の角突き合い | 演説(えんぜつ) | 夫(おっと) |
| 蝸牛角上の争い | 掛ける・懸ける(かける) | 狂言(きょうげん) |
| 喧嘩(けんか) | 喧嘩腰(けんかごし) | 骨肉相食む(こつにくあいはむ) |
| 鞘当て(さやあて) | 鎬を削る(しのぎをけずる) | 舅・姑(しゅうと・しゅうとめ) |
| すったもんだ | 折衝(せっしょう) | 鬩ぐ(せめぐ) |
| 田(た) | 戦い・闘い(たたかい) | 角突き合い(つのつきあい) |
| 鍔迫り合い(つばぜりあい) | 妻(つま) | ディスカッション |
| ディベート | 堂々巡り(どうどうめぐり) | 泥仕合(どろじあい) |
| マニフェスト | 水(みず) | 婿(むこ) |
| 娘(むすめ) | 揉める(もめる) | 悶着(もんちゃく) |
| 埒が明かない | 竜虎相搏つ(りゅうこあいうつ) |
