乱れる
【意味】 乱れるとは、整っていたものがばらばらになる。秩序や規律が崩れる。平和でなくなる。心が平静でなくなる。入り混じる。紊れる。
【乱れるの語源・由来】
乱れるは、動詞「みだる(乱る)」の下二段活用。
乱れる(みだる)の語源は未詳であるが、「みだる」の「み」は「水」のことで、「だる」は動詞を作る接尾語とする説がある。
「ゆだる(ゆでる)」は「湯」を活用した言葉であることや、水は固体のように形が一定でないことから、「水のようになる」の意味とすれば考えられる。
漢字の「乱」の旧字「亂」は、左の部分が糸を上下から手で引っ張るさまを表し、右の部分は乙印で押さえる・あしらうといった意味を表している。
つまり、「乱」の漢字は、すでに乱れている状態や、まとまっているものをほぐす行為を表すと同時に、もつれた状態に手を加えるといった意味から、「おさえる」「まとめる」という意味も含んでいる。
【関連語】
| 荒い・粗い(あらい) | 一心不乱(いっしんふらん) | 一治一乱(いっちいちらん) |
| 糸(いと) | 胡乱(うろん) | 押さえる・抑える(おさえる) |
| 鬼の霍乱(おにのかくらん) | 快刀乱麻(かいとうらんま) | 怪力乱神(かいりきらんしん) |
| カオス | 拗れる(からまる) | 狂喜乱舞(きょうきらんぶ) |
| 崩す(くずす) | 狂う(くるう) | 巧言乱徳(こうげんらんとく) |
| 拗れる(こじれる) | ごたごた | ごった返す(ごったがえす) |
| こんがらがる | しっちゃかめっちゃか | しどろもどろ |
| 心慌意乱(しんこういらん) | 散らかす(ちらかす) | 治乱興亡(ちらんこうぼう) |
| てんやわんや | どさくさ | 整える(ととのえる) |
| トラブル | 撥乱反正(はつらんはんせい) | パニック |
| 百花繚乱(ひゃっかりょうらん) | 紊乱(びんらん・ぶんらん) | 風俗壊乱(ふうぞくかいらん) |
| 解す(ほぐす) | 解れる(ほつれる) | 纏める(まとめる) |
| 水(みず) | 淫ら・猥ら(みだら) | 乱り・妄り・濫り・猥り(みだり) |
| 無茶苦茶(むちゃくちゃ) | 滅茶苦茶(めちゃくちゃ) | 縺れる(もつれる) |
| やっさもっさ | 湯(ゆ) | 茹でる(ゆでる) |
| 乱離骨灰(らりこっぱい) | 乱雑無章(らんざつむしょう) | 乱臣賊子(らんしんぞくし) |
| 乱痴気騒ぎ(らんちきさわぎ) | 乱離拡散(らんりかくさん) | 坩堝(るつぼ) |
| 狼藉(ろうぜき) | 戦慄く(わななく) |
