マムシ/蝮/まむし

意味

マムシとは、クサリヘビ科の毒蛇の総称。灰褐色の地に大きな銭形の斑紋がある。カエルネズミなどを捕食する。はみ。くちばみ。

語源・由来

マムシは、「虫」に「本当」「真性」を意味する「真」がついた「真虫」が語源であろう。
ヘビは「長虫」とも呼ばれ、虫の一種とされていた。
その中でもマムシは毒を持っていて恐ろしい虫であるから、虫の中の虫という意味で「真虫」と名付けられたと考えられる。
また、マムシを古くは「はみ」と言ったことから、「はみむし」の略転で「まむし」になったとする説も有力である。
漢字の「蝮」は、「膨れたの虫」を表している。

別名・類語

ニホンマムシ/ハミ/ハメ/クチバミ/タジヒ/ヘビ

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