まだら
【意味】 まだらとは、種々の色や濃淡が入り混じっていること。ぶち。
【まだらの語源・由来】
諸説あるが、正確な語源は未詳。
一般に流布している中には、仏教語「曼陀羅・曼荼羅(マンダラ)」が音変化した語とする説があり、曼陀羅は悟りの世界や仏の教えを描いた図絵で、一定の枠内に種々の色が入り混じり、仏や菩薩も種々描かれていることから、「マンダラ」が「まだら」になったとするものだが、「まだら」の語は8世紀の『万葉集』にも見られることから考え難い。
その他、「間離(まはだら)」の略、「間処有(まとあり)」の意味、「間加不足(またらざる)」の意味などがあり、「間」を主にした説が多い。
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【関連語】
歪(いびつ) | 色(いろ) | 書く・描く・画く(かく) |
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雀斑(そばかす) | ちぐはぐ | デコボコ・凸凹(でこぼこ) |
ブチ・斑(ぶち) | 仏(ほとけ) | 混ぜる・交ぜる・雑ぜる(まぜる) |
区々(まちまち) | 模様(もよう) | 坩堝(るつぼ) |