グル
グルとは、悪だくみをする仲間。一味。共謀者。
グルの語源・由来
グルの語源は諸説あり、同じ輪の中に入る意味で「グルグル」や「包(ぐるめ)」などの略。
江戸時代には着物の帯を「グル」と言っていたため、帯のイメージから連想したとする説があり、どちらも輪になる意味を持つため有力と考えられる。
一説には、馴れ合いを意味する隠語「とち狂ふ(とちぐるう)」の略とする説もある。
江戸末期の歌舞伎では「共謀」を「ぐる」と読んだ例があるため、グルをグループの略とする説は明らかな俗説である。
また、「グルグル」の説の中には、子供の遊戯「かごめかごめ」で鬼を取り囲むことから、共謀して苛めることを「グル」と言うようになり転じたとする説もあるが、江戸末期以前にカゴメ遊びが「グル」と呼ばれたたり、「グルになる」などと言われた例は見当たらない。
グルの余談
ヒンドゥー教の「グル(guru)」は、「導師」や「教師」などを意味する(もちろん、日本語「ぐる」の語源とは関係ない)。
「導師」の意味が転じて、コンピューター技術の非常に高い専門家で、技術の指導や啓蒙を行う人を「グル」と呼ぶようになった。
グルの関連語
| 相方(あいかた) | 相棒(あいぼう) | 苛め・虐め(いじめ) |
| 一味(いちみ) | 烏合の衆(うごうのしゅう) | 鬼(おに) |
| 帯(おび) | かごめかごめ | 片棒を担ぐ(かたぼうをかつぐ) |
| 荷担・加担(かたん) | 歌舞伎(かぶき) | カリスマ |
| 絆(きずな) | 着物(きもの) | 口裏を合わせる |
| コンピュータ | 偽客(さくら) | 美人局(つつもたせ) |
| 仲間(なかま) | 懇ろ(ねんごろ) | 八百長(やおちょう) |
