小女子
【意味】 小女子とは、イカナゴの異名。普通、全長5センチ程度の若魚をさす。
【小女子の語源・由来】
イカナゴの別名で、中でも小さいものをさすことから、「小イカナゴ」が変化したといわれることもある。
しかし、「イカナゴ」の「カ」は強い音で、頭に「コ」が付いたとしても「イカナゴ」から「ウナゴ」への変化は難しい。
小女子の体はウナギのように細長く、それを小さくしたような魚であるから、「小ウナゴ(コウナゴ)」とする説が妥当であろう。
「コウナゴ」の発音が「コオナゴ」ともなるところから、漢字は「おなご」に「女子」が当てられたものと考えられる。
スポンサードリンク
【関連語】
イカナゴ・玉筋魚(いかなご) | ウナギ・鰻(うなぎ) | 女(おんな) |
カナギ | カマスゴ・加末須古(かますご) | 釘煮(くぎに) |
魚(さかな) | シンコ・新子(しんこ) | 小さい(ちいさい) |
縮緬雑魚(ちりめんじゃこ) | ハタハタ・鰰(はたはた) | ブリコ |
フルセ・古背(ふるせ) | メロウド・女郎人(めろうど) |