コンニャク/蒟蒻/こんにゃく

意味

こんにゃくとは、サトイモ科の多年草。インドシナ原産。多くは、この植物の地下茎を粉にしてを加えて練り、石灰を加えて固めた食品をさす。

語源・由来

こんにゃくは、奈良時代に薬用として中国から伝来した植物で、漢語の「蒟蒻」も一緒に伝わったようである。
『本草和名』に「古爾也久(こにやく)」、『和名抄』に「古迩夜久(こにやく)」とあり、古くは「蒟蒻」が「コニャク」と読まれていたことが分かる
これは、「蒟蒻」を呉音で「クニャク」と言い、日本で「コニャク」となったもので、中世頃に音変化して「コンニャク」になったと考えられている。

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