こぶ

【意味】 こぶとは、打撲や病気によって、皮膚や臓器の一部が盛り上がったもの。たんこぶ。物の表面の盛り上がった部分。紐の結び目。厄介なもの。邪魔なもの。

【こぶの語源・由来】

こぶの語源には、昆布によって治すところからといった説もあるが、「こぶ(昆布)」と「こぶ(瘤)」を掛けた俗信に合わせたもので、盛り上がった塊が「こぶ」と呼ばれていなければ、この俗信すら生まれていないので「昆布」とは関係ない。
「かぶ(株)」「かぶ(頭)」「かぶら(蕪)」などの「かぶ」などは、丸い塊という意味で共通しており、「こぶ」はこれらの語と同源と思われる。
「こぶし(拳)」の下略といった説もあるが、「こぶし」の語源のひとつに「こぶ」もあり、断定は難しい。
こぶがあると邪魔となることから、江戸時代以降、「厄介なもの」の意味でも「こぶ」が用いられるようになった。
子供がいることを「こぶつき」などと言うのも、自分の分身ではあるが、再婚などのさまたげとなり、邪魔に感じることから出た表現である。
漢字の「瘤」は、病垂れに「留」で、出口をふさがれたしこりや腫れ物を表している。

【関連語】

皹・皸(あかぎれ) 痣(あざ) 汗疹(あせも)
頭(あたま) アトピー 痘痕(あばた)
アレルギー 疣(いぼ) 魚の目(うおのめ)
膿(うみ) 御出来(おでき) 塊(かたまり)
株(かぶ) カブ・蕪(かぶ) 皮・革(かわ)
ガン・癌(がん) 傷(きず) ケガ・怪我(けが)
子(こ) 拳(こぶし) コブダイ・瘤鯛(こぶだい)
コブハクチョウ・瘤白鳥 コンブ・昆布(こんぶ) 痔(じ・ぢ)
凝り・痼り(しこり) 霜焼け(しもやけ) 邪魔(じゃま)
皺・皴(しわ) 蕁麻疹(じんましん) 雀斑(そばかす)
胼胝・胝(たこ) 田虫(たむし) たん瘤(たんこぶ)
止まる・留まる・停まる(とどまる) ニキビ・面皰(にきび) 麻疹(はしか)
肌・膚(はだ) 腫れる・脹れる(はれる) ヒモ・紐(ひも)
塞ぐ・鬱ぐ(ふさぐ) 贅(ふすべ) 砲創・砲瘡(ほうそう)
黒子(ほくろ) 肉刺(まめ) 丸・円(まる)
水虫(みずむし) 結ぶ(むすぶ) 面疔(めんちょう)
蒙古斑(もうこはん) 物貰い(ものもらい) 火傷(やけど)
厄介(やっかい) 病(やまい) ラクダ・駱駝(らくだ)

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