キツネノボタン

【意味】 キツネノボタンとは、キンポウゲ科の多年草。山野の湿地、田のあぜ、道端など普通に見られる。春から秋に黄色五弁の花が咲き、花後に金平糖のような実ができる。有毒。

【キツネノボタンの語源・由来】

キツネノボタンの「ボタン」は、葉が牡丹に似ていることからの名。
キツネノボタンの「キツネ」は、キツネが棲むような野原に生えることからといわれるが、棲むような場所に限って生えるのではなく、どこにでも見られる雑草なので、この説は採りがたい。
花が黄色いことから「黄恒(キツネ)」とする説もあるが、他に「キツネ」と名の付く植物で、「キツネアザミ」は淡紅紫色、「キツネノカミソリ」は黄赤色と様々である。
「キツネ」と名の付く植物は、有毒であったり、味がきつくて食べられないものが多く、「きつい」の「きつ」と考えられる。
「きつい」の「きつ」が「キツネ」となったのは、関連付けることで妖しく気味の悪い様を表したものか、同じ「きつ(動物の「キツネ」は「キツ」に「ネ」が添えられた名前と考えられている)」の音から結び付けられたのであろう。

【関連語】

秋(あき) アキカラマツ・秋唐松 味(あじ)
畦(あぜ) アネモネ 怪しい・妖しい(あやしい)
イチリンソウ・一輪草 ウマノアシガタ・馬の足形 エンコウソウ・猿猴草
オウレン・黄連・黄蓮() オキナグサ・翁草(おきなぐさ) オダマキ・苧環(おだまき)
カザグルマ・風車 ガショウソウ・鵝掌草 カラマツソウ・唐松草
ガンジツソウ・元日草 黄色(きいろ) きつい
キツネ・狐(きつね) キツネアザミ・狐薊 キツネノカミソリ・狐の剃刀
気味が悪い(きみがわるい) キンバイソウ・金梅草 キンポウゲ・金鳳花
草(くさ) クサボタン・草牡丹 クリスマスローズ
クレマチス クロタネソウ・黒種草 コトブキグサ・寿草
コマノアシガタ・駒の足形 金平糖(こんぺいとう) 咲く(さく)
サラシナショウマ・晒菜升麻 シナノキンバイ・信濃金梅 シャクヤク・芍薬(しゃくやく)
シュウメイギク・秋明菊 セツブンソウ・節分草 センニンソウ・仙人草
田(た) タガラシ・田芥(たがらし) ツイタチソウ・朔日草
テッセン・鉄線(てっせん) デルフィニウム 毒(どく)
トリカブト・鳥兜(とりかぶと) ニリンソウ・二輪草(にりんそう) 野(の)
葉(は) バイカオウレン・梅花黄蓮 バイカモ・梅花藻(ばいかも)
ハクサンイチゲ・白山一華 花・華(はな) ハナイチゲ・花一華
ハナキンポウゲ・花金鳳花 春(はる) ハンショウヅル・半鐘蔓
ヒエンソウ・飛燕草 フクジュソウ・福寿草 フクベラ
ベニバナオキナグサ・紅花翁草 ボタン・牡丹(ぼたん) ボタンイチゲ・牡丹一華
ボタンヅル・牡丹蔓 実(み) ミスミソウ・三角草
道(みち) ミツバオウレン・三葉黄蓮 ミヤマオダマキ・深山苧環
モミジカラマツ・紅葉唐松 山(やま) ヤマシャクヤク・山芍薬
ラナンキュラス ルイヨウショウマ・類葉升麻 レイジンソウ・伶人草
レンゲショウマ・蓮華升麻

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