観念/かんねん

観念の意味

観念とは、物事に対して抱く考えや意識。諦めること。覚悟すること。

観念の語源・由来

観念は、仏教用語で「観想の念仏」の略。
「観」は、知恵を持って観察し、悟りを得ることを意味するサンスクリット語「vipaśyanā」の漢訳。
「念」は、に思うことを意味するサンスクリット語「smŗti」の漢訳である。
観念は瞑想法の一で、精神を集中させ、や浄土の姿を思念することを言い、そこから物事に対してもつ考えや意識の意味が生じた。
諦めるといった意味は、真理を会得し悟りを得るという「覚悟」の意味から転じたものである。

観念の類語・言い換え

物事に対してもつ観念

考え/意識/コンセプト/コンセプション/アイデア/イデオロギー/思想/思念/想念/理念/理屈

諦めて受け入れる観念

絶念/諦め/諦観/覚悟/往生/甘受/断念/降参/降伏/投降/帰順/帰服/ギブアップ/お手上げ/万歳/脱帽/諦める覚悟を決める/受け入れる/認める/思い切る/思い断つ/腹をくくる/踏ん切りをつける/見切りをつける/踏ん切る/身を委ねる/手を上げる/両手を上げる/シャッポを脱ぐ/兜を脱ぐ/白旗をあげる/白旗を振る/白旗を掲げる/参る/万事休す/万策尽きる/刀折れ矢尽きる/弓折れ矢尽きる

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