カニ
【意味】 カニとは、甲殻綱十脚目(エビ目)短尾下目(カニ下目)に属する節足動物の総称。一対のはさみと四対の歩脚、堅い甲を持つ。海水・淡水・陸に分布。食用になるものが多い。
【カニの語源・由来】
カニの語源には、甲が赤いところからや茹でると赤くなるところから、「カニ(甲丹)」「カニ(殻丹)」の意味や、甲が堅くよく逃げるところから「カタニゲ(堅逃)」の略。
能力を兼ね具える意味の「かぬ」の変化や、カニは海よりも川蟹の例が古くから見られることから「カハニハ(河庭)」が変化したなど諸説あるが、漢字の古音は「カイ」なので、和語ではなく漢字の音変化と考えるのが良いであろう。
漢字は中国からであるが、中期韓国語でも似た発音をしており、更に遡れば「カニ(カイ)」に類似した発音はアジアの各地で見られ、元となった地域の特定は難しい。
【関連語】
| 赤(あか) | アサヒガニ・旭蟹(あさひがに) | 足・脚・肢(あし) |
| アナジャコ・穴蝦蛄 | アブラガニ・油蟹(あぶらがに) | イシガニ・石蟹(いしがに) |
| イソガニ・磯蟹(いそがに) | イバラガニ・棘蟹(いばらがに) | イワガニ・岩蟹(いわがに) |
| 海(うみ) | 越前ガニ・越前蟹 | エビ・海老・蝦(えび) |
| エビガニ・海老蟹(えびがに) | オウギガニ・扇蟹(おうぎがに) | オオカニツリ・大蟹釣 |
| オサガニ・筬蟹(おさがに) | カイカムリ・貝被(かいかむり) | 蟹眼(かいがん) |
| カクレガニ・隠れ蟹 | ガザミ | カニクイザル・蟹喰猿 |
| カニクサ・蟹草(かにくさ) | 蟹糞(かにくそ・かにばば) | カニコウモリ・蟹蝙蝠 |
| カニツリグサ・蟹釣草 | 蟹の穴這入り | カニノテ・蟹の手(かにのて) |
| 蟹の念仏(かにのねんぶつ) | 蟹は甲羅に似せて穴を掘る | カニバサボテン・蟹葉サボテン |
| 蟹股(がにまた) | カニムシ・蟹虫(かにむし) | 蟹文字(かにもじ) |
| カニモリガイ・蟹守貝 | カブトガニ・兜蟹(かぶとがに) | カラッパ |
| 川・河(かわ) | キメンガニ・鬼面蟹 | クラブ(蟹) |
| ケガニ・毛蟹(けがに) | コメツキガニ・米搗蟹 | ササガニ・細蟹(ささがに) |
| サソリ・蠍(さそり) | ザリガニ | シオマネキ・潮招・望潮 |
| シマガニ・縞蟹(しまがに) | ショウジョウガニ・猩猩蟹 | スナガニ・砂蟹(すながに) |
| ズワイガニ・ずわい蟹 | タカアシガニ・高足蟹 | タケブンガニ・武文蟹 |
| タラバガニ・鱈場蟹 | ハサミ・鋏(はさみ) | ハナサキガニ・花咲蟹 |
| ヒシガニ・菱蟹(ひしがに) | ビワガニ・琵琶蟹(びわがに) | フーヨーハイ・芙蓉蟹 |
| ヘイケガニ・平家蟹 | ベンケイガニ・弁慶蟹 | 松葉ガニ・松葉蟹 |
| ミズヒキガニ・水引蟹 | 無腸公子(むちょうこうし) | モズクガニ・藻屑蟹 |
| ヤシガニ・椰子蟹(やしがに) | ヤドカリ・宿借り(やどかり) | ヤマガニ・山蟹(やまがに) |
| 茹でる(ゆでる) | 陸(りく) | ワタリガニ・渡蟹(わたりがに) |
