カミキリ虫
カミキリ虫とは、甲虫目カミキリムシ科の昆虫の総称。体は細く、長い触角をもつ。発達したあごは頑丈で鋭い。
カミキリ虫の語源・由来
カミキリ虫は、「噛み切り」「紙切り」「髪切り」の三通りが考えられ、特に、木の枝を噛み切ることから「噛み切り」の意味と思われがちだが、「髪切り」が正しい。
カミキリ虫は、漢字で「天牛」のほか「髪切虫(髪切り虫)」とも書き、別名を「毛切り虫」ともいう。
平安末期の漢和辞書『類聚名義抄』では、「カミキリムシ」の「カミ」と「髪」のアクセントが一致しており、「髪切虫」で間違いない。
また、平安中期の辞書『和名抄』には「齧髪虫」とあり、昔はカミキリ虫が髪を齧る虫と見られていたことがわかる。
漢字の「天牛(てんぎゅう)」は、カミキリ虫の中国名で、長い触覚を牛の角に見立てた名である。
カミキリ虫の関連語
| アオスジカミキリ・青条天牛 | アカハナカミキリ・赤花天牛 | 顎(あご) |
| アリヅカムシ・蟻塚虫 | ウシ・牛(うし) | ウスバカミキリ・薄翅天牛 |
| エグリトラカミキリ・抉虎天牛 | 枝(えだ) | エンマムシ・閻魔虫 |
| オサゾウムシ・筬象虫 | オサムシ・歩行虫・筬虫 | 齧る(かじる) |
| カツオブシムシ・鰹節虫 | カッコウムシ・郭公虫 | カブトムシ・兜虫・甲虫 |
| カマキリ・螳螂・蟷螂 | 紙(かみ) | 髪(かみ) |
| カミキリモドキ・天牛擬 | 噛む・咬む(かむ) | ガムシ・牙虫(がむし) |
| 木・樹(き) | キクイムシ・木食虫 | キクスイカミキリ・菊吸天牛 |
| キスジトラカミキリ・黄条虎天牛 | キボシカミキリ・黄星天牛 | 切る・斬る・伐る(きる) |
| 臭木の虫(くさぎのむし) | クロカミキリ・黒天牛 | クワガタムシ・鍬形虫 |
| クワカミキリ・桑天牛 | 毛(け) | ゲンゴロウ・源五郎 |
| コガネムシ・黄金虫・金亀子 | ゴキブリ | ゴマダラカミキリ・胡麻斑天牛 |
| ゴマフカミキリ・胡麻斑天牛 | ゴミムシ・塵芥虫・歩行虫 | ゴミムシダマシ・塵虫騙し |
| コメツキムシ・米搗虫 | 昆虫(こんちゅう) | シデムシ・埋葬虫(しでむし) |
| シバンムシ・死番虫 | ジョウカイボン・浄海坊 | シラホシカミキリ・白星天牛 |
| シロスジカミキリ・白条天牛 | スギカミキリ・杉天牛 | センチコガネ・雪隠金亀子 |
| ゾウムシ・象虫(ぞうむし) | タマムシ・玉虫(たまむし) | ツチハンミョウ・土斑猫 |
| 角(つの) | 鉄砲虫(てっぽうむし) | テントウムシ・天道虫 |
| トラカミキリ・虎天牛 | ドロムシ・泥虫(どろむし) | ノコギリカミキリ・鋸天牛 |
| ハナカミキリ・花天牛 | ハナノミ・花蚤(はなのみ) | ハネカクシ・羽隠・隠翅虫 |
| ハムシ・葉虫・金花虫 | ハンミョウ・斑猫(はんみょう) | ヒョウタンゴミムシ・瓢箪塵虫 |
| ヒラタムシ・扁虫(ひらたむし) | フタスジハナカミキリ | ベニカミキリ・紅天牛 |
| ホタル・蛍(ほたる) | ホタルカミキリ・蛍天牛 | マツノマダラカミキリ・松斑天牛 |
| マメゾウムシ・豆象虫 | ミズスマシ・水澄 | ミヤマカミキリ・深山天牛 |
| 虫(むし) | ヨツキボシカミキリ | ヨツスジハナカミキリ |
| ラミーカミキリ | リンゴカミキリ・林檎天牛 | ルリボシカミキリ・瑠璃星天牛 |
