芋づる式

芋づる式とは、一つの物事をきっかけに、関連する人や物が次々と明らかになること。「芋ずる式」と書くのは間違い。芋蔓式。

芋づる式の語源・由来

芋づる式は、サツマイモなどの芋の蔓をたぐると、次々と芋が連なって出てくるさまに喩え、方式を意味する「式」を付けた言葉。
芋づる式の語源には、明治維新の中心となった西郷隆盛や大久保利通が薩摩藩出身であったことから、そのおかげで多くの薩摩藩出身者が出世したたため、皮肉って特産のサツマイモとかけ「芋づる式」と言うようになったというものがある。
しかし、芋づる式は一つの物事から次々と関連することが「起きる」という意味ではなく、「明らかになる」「出てくる」といった意味である。
この説は西郷隆盛や大久保利通を基点に辿って明らかになることではなく、出世した者を辿ることで初めて薩摩藩出身であることや、西郷や大久保との関係が解ることなので、薩摩藩の出世が「芋づる式」という言葉を生んだとは考え難い。

芋づる式の関連語

明らか(あきらか) 悪事千里を走る 暴く(あばく)
露・顕(あらわ) 現れる・表れる・顕れる 粗を探す(あらをさがす)
一網打尽(いちもうだじん) 糸口(いとぐち) イモ・芋・薯・藷(いも)
皮切り(かわきり) きっかけ 口コミ(くちこみ)
サツマイモ・薩摩芋(さつまいも) 尻尾(しっぽ) 出世(しゅっせ)
将棋倒し(しょうぎだおし) 次(つぎ) 連なる(つらなる)
蔓(つる) 出る(でる) 馬脚を露わす(ばきゃくをあらわす)
爬羅剔抉(はらてっけつ) 皮肉(ひにく) 火蓋を切る(ひぶたをきる)
ヒント 目から鱗が落ちる 矢継ぎ早(やつぎばや)

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