市松人形/いちまつにんぎょう

市松人形の意味

市松人形とは、木くずを練り固め、胡粉を塗り、が動くように作られた人形。着せ替えや抱き人形として遊ばれた。

市松人形の語源・由来

市松人形の語源は、江戸中期の歌舞伎役者 佐野川市松に似せて作られたからとする説が定説となっている。
その他、市松人形の語源には、市松人形が元々は男児の人形であったといわれること、人形の名品は京で作られていたこと、佐野川市松が若衆形・女形を演じるようになったのは、京から江戸へ下った後であることなどから、京の舞台で子役として人気を得ていた頃の市松に似せたとする説。
佐野川市松が着たことで広まった市松模様(石畳模様)の衣装を着せたことから、「市松人形」と呼ばれるようになったとする説。
当時は「市松」という名前が多かったからや、親孝行な市松という子の姿を模したとするなど多くの説がある。

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