ふつつか
ふつつかとは、行き届かないさま。たしなみがないさま。
ふつつかの語源・由来
ふつつかの漢字「不束」は当て字で、「太束(ふとつか)」が転じた言葉とされる。
古くは、「太く丈夫なさま」を意味し、非難の意味を含む言葉ではなかった。
平安時代に入り、優美繊細の美意識が浸透したため、太いものをさす「ふつつか」は、情緒に欠け野暮ったい意味を含むようになった。
さらに中世以降には、風情のなさや風流ではないさまが意味の中核をなすようになり、近世に入り、現代のような不調法者を「ふつつか者」と言うようになった。
