布団/ふとん

意味

布団とは、布地の袋の中に、綿・の羽毛などを入れた寝具。

語源・由来

布団は、禅僧が座禅のときに用いる「蒲の葉」で編んだ円い敷物であった。
円い蒲という意味で「蒲団」と書き、唐音で「ふとん」と読んだ。
室町時代末頃になり、綿やでくるんだ座布団のような敷物が作られ、「蒲のふとん」と同じ用途で使われていた。
江戸時代以降、綿作りが広がるとともに、大型の綿入れの「蒲団」が作られ、寝具として用いられるようになった。
やがて、寝具の「ふとん」と敷物の「ふとん」は区別され、寝具は「蒲団」、敷物は「座蒲団」となった。
「蒲」の意味が薄れたことで「布」の字が当てられて、「布団」や「座布団」の表記になった。

類語・言い換え

寝具/夜具/臥具/寝道具/しとね/夜の衾/夜着/御衣/かいまき/小夜衣/直垂衾/ナイティー/衾/組夜具/敷物/寝床/とこ/寝袋/シュラフ/スリーピングバッグ/ベッド/マットレス/毛布/

種類

掛け布団/掛け衾/小衾/綿布団/羽毛布団/羽根布団/布団/羊毛布団/化繊布団/抗アレルギー布団/布団/夏掛け/布団/敷布団/敷き衾/形状記憶敷き布団/エアーマットレス/せんべい布団/藁布団/しべ布団/紙衾/鏡布団/五幅布団/四幅布団/三幅布団/小夜着/こたつ布団/こたつ掛け/座布団/肘布団/肘突き

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