冷奴

【意味】 冷奴とは、豆腐をよく冷やして大きめの正方形に切り、ネギ・生姜・鰹節などの薬味と醤油で食べる夏向き料理。奴豆腐。冷や奴。冷やっこ。

【冷奴の語源・由来】

冷奴の「奴(やっこ)」は、近世、大名行列の先頭で槍や挟み箱をもつ役の「槍持奴(やりもちやっこ)」のこと。
奴が着ていた半纏には、「釘抜紋」と呼ばれる四角い大きな紋がついており、豆腐の形が奴の紋に似ていることから「奴豆腐」と言うようになり、冷やしたものを「冷奴」、湯豆腐は「湯奴」や「煮奴」と呼ぶようになった。
「冷たい」ことを表す「ひゃっこい」が転じて「冷やっこい」、「冷やっこ」になったとする説もあるが、冷やした豆腐を「冷奴」と呼ぶようになるのは「奴豆腐」よりも後のことなので、この変化は考えられない。

【関連語】

油揚げ(あぶらあげ) 稲荷寿司(いなりずし) 卯の花寿司(うのはなずし)
おから おでん がんもどき
きつねうどん・そば 刺身(さしみ) サラダ
しのだうどん・そば 信太寿司(しのだずし) 信太巻き(しのだまき)
ショウガ・生姜(しょうが) 醤油(しょうゆ) 冷たい(つめたい)
田楽(でんがく) 豆腐(とうふ) 夏(なつ)
膾・鱠(なます) 饅(ぬた) ネギ・葱(ねぎ)
半纏(はんてん) 冷ややか(ひややか) 飛竜頭(ひりょうず)
麻婆豆腐(まーぼーどうふ) 奴(やつ・やっこ) 槍・鑓・鎗(やり)
湯(ゆ) 湯葉(ゆば)

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