ヒノキ/檜/桧/ひのき

意味

ヒノキとは、ヒノキ科の常緑高木。日本特産。樹皮は赤褐色で屋根材に用い、材は淡黄色で芳香があり、建築・家具・船舶・彫刻などに重用される。

語源・由来

ヒノキは精油を含み、火がつきやすい硬さであるあため、このの摩擦で火を起こしたことから、「火の木」の意味とする説が多く見られる。
しかし、上代特殊仮名遣いで「火」は乙類、ヒノキの「ヒ」は甲類であるため、妥当とはいえない。
その他、ヒノキは神宮の用材にするところから「霊(ひ)の木」、「」は太陽を表す最も古い語形で、最高のものを表すところから「日の木」とする説があり、「日」「霊」共に甲類なので、いずれかがヒノキの語源と考えられる。
ヒノキの漢字「檜(「桧」は略字)」は、中国では「イブキビャクシン」を指す。

別名・類語

ヒ/真木

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