ひげ
ひげとは、人間、特に男性の口の上・あご・ほおなどに生える毛。動物の口の周りに生える長い毛や毛状の突起。昆虫の触覚。ヒゲ。
ひげの語源・由来
ひげの語源には、「ホホゲ(頬毛)」が転じて「ヒゲ」になったとする説。
魚のヒレのように生えることから、「ヒレゲ(鰭毛)」が転じて「ヒゲ」になったとする説。
ひげは、へりにある毛なので、「ヘゲ(辺毛)」「ヘリゲ(辺毛)」の意味とする説。
ひげは、口の周りにあることから、「ヒラクケ(開毛)」の意味とする説。
ひげの「ひ」は、朝鮮語で「口」を表す「ヒ(ip)」に由来し、「ヒ(口)」の毛で「ヒゲ」になったとする説など諸説あるが未詳。
「頬毛」や「鰭毛」の説は、頬のヒゲのみを表しているため考え難いが、元々、ヒゲが頬に生える毛のみを表していたと特定できれば、このいずれかの説で良いであろう。
あごや頬も含めたヒゲという点からすれば、口の周りに生える毛「ヒラクケ(開毛)」の説が良いが、「口」をあえて「開く」と表現するとは考えられない。
口の周りに生える毛という意味では、「くちびる」の語源とも通じることから、「ヘゲ(辺毛)」「ヘリゲ(辺毛)」の説が良い。
ひげの漢字表記は主に「髭」が用いられるが、漢字によって表す箇所が異なり、「髭」は「口ひげ」、「鬚」は「あごひげ」、「髯」は「ほおひげ」と書き分けられる。
ひげの関連語
| アカヒゲ・赤髭(あかひげ) | 顎(あご) | イヌノヒゲ・犬の鬚 |
| イワヒゲ・岩鬚(いわひげ) | 尾(お) | 男(おとこ) |
| 御髭の塵を払う | 顔(かお) | 髪(かみ) |
| 体(からだ) | 皮・革(かわ) | 口(くち) |
| 唇(くちびる) | 毛(け) | 虎鬚を編む(こしゅをあむ) |
| 昆虫(こんちゅう) | 魚(さかな) | サンタクロース |
| 尻尾(しっぽ) | ジャノヒゲ・蛇の鬚 | シラヒゲソウ・白鬚草 |
| 皺(しわ) | タツノヒゲ・竜の鬚(たつのひげ) | 鬣(たてがみ) |
| 爪(つめ) | ドジョウ・泥鰌(どじょう) | ナマズ・鯰(なまず) |
| 人間(にんげん) | ハゲ・禿(はげ) | 肌・膚(はだ) |
| ヒゲカビ・鬚黴(ひげかび) | 髭食い反らす(ひげくいそらす) | ヒゲクジラ・鬚鯨(ひげくじら) |
| 髭を撫でる(ひげをなでる) | 開く(ひらく) | 鰭(ひれ) |
| 鬢(びん) | 縁(へり) | 頬(ほお・ほほ) |
| 睫・睫毛(まつげ) | 眉(まゆ) | 揉み上げ(もみあげ) |
| ヤギ・山羊(やぎ) |
