びびる
びびるとは、怖がって尻込みすること。
びびるの語源・由来
びびるは現代語のように思われがちだが、平安時代末期には既に使われていた言葉である。
びびるの語源は、大軍が動くときの鎧の触れ合う音が「びんびん」と響くことから、この音を「びびる音」と言ったことによる。
平家が現在の静岡県富士川あたりに陣を敷いた時、小鳥がいっせいに飛び立つ音を源氏軍が大挙して攻め込んでくる「びびる音」と勘違いし、平家軍はビビッて戦わずに逃げたという「富士川の戦い」は、歴史に名高い戦いとなっている。
江戸時代には、「はにかむ」という意味でもびびるは使われ、1765〜1838年刊の川柳句集『誹風柳多留(柳樽)』には、「あいさつに男のびびる娵(よめ)の礼」の句がある。
びびるの関連語
| 戦・軍(いくさ) | 往生際(おうじょうぎわ) | 悍ましい(おぞましい) |
| 恐ろしい(おそろしい) | おっかない | 音(おと) |
| 驚く・愕く(おどろく) | 戦く・慄く(おののく) | 怯える・脅える(おびえる) |
| 気味が悪い(きみがわるい) | ぎゃふん | 怖い・恐い・強い(こわい) |
| 強張る(こわばる) | 尻(しり) | 退く(しりぞく) |
| 凄まじい(すさまじい) | スリル | 戦い・闘い(たたかい) |
| たじろぐ | 佇む(たたずむ) | たまげる |
| 躊躇う(ためらう) | 度肝を抜く(どぎもをぬく) | 二の足を踏む(にのあしをふむ) |
| はにかむ | パニック | びっくり |
| 響く(ひびく) | 日和見(ひよりみ) | 怯む(ひるむ) |
| 踏ん切り(ふんぎり) | へっぴり腰(へっぴりごし) | 洞ヶ峠(ほらがとうげ) |
| 身の毛もよだつ | 吝か(やぶさか) | 鎧・甲(よろい) |
| 戦慄く(わななく) |
