ヘベレケ/へべれけ

意味

へべれけとは、意識や記憶を失うほどに酔ったさま。

語源・由来

へべれけの語源は、「ヘーベーのお酌」という意味のギリシア語「ヘーベー・エリュエケ(Hebeerryk)」が短縮されたとする説が、定説かのごとくいわれている。
ヘーベーとは、ギリシア神話に出てくる青春を司る女神の名前で、ゼウスとヘーラーの間に生まれ、ヘラクレスと結婚をしている。
へーベーにお酌してもらった神々は、喜んで何杯も飲み干し泥酔してしまったと考え、「へべれけ」になったといわれる。
しかし、ギリシア神話が日本に伝わり、「ヘーベーのお酌」の意味から「へべれけ」に転じた由来は未詳で、この説は正確な語源とされていない。
へべれけに近い擬態語には、「へろへろ」「べろべろ」「べろんべろん」など数多くあるため、それらと同系の語と考えるのが妥当であろう。

類語・言い換え

ぐでんぐでん/べろんべろん/ぐでぐで/べろべろ/へろへろ/ふらふら/ずぶずぶ/ずぶろく/グロッキー泥酔/泥の如し/酩酊/狂酔/乱酔/大酔/たわい/沈酔/酣酔/生酔い/酒酔い/酔い/酔態/酔いどれ/酔っ払い/飲んだくれ/酒浸り/アルコール漬け/酔眼朦朧/酔歩蹣跚/酔い潰れる/に飲まれる/正体をなくす/正体を失う/前後不覚になる/千鳥足になる/酔歩する/酔っ払う/飲んだくれる/食らい酔う/虎になる/大虎になる/酔う

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