バカガイ/馬鹿貝/ばかがい

意味

バカガイとは、バカガイ科の二枚貝。浅海の砂底に生息する。殻長約8センチメートル。馬珂貝。クツワガイ。カムリガイ。

語源・由来

バカガイは、死ぬと殻から朱色のをだらりと出す。
この姿を馬鹿が舌を出した姿に見立て名付けられたとする説が多く、最も有力な説とされている。
その他、バカガイに似た「ウマカイ(旨貝)」の名が転じたとする説。
柱が美味なのに対し、は味が劣ることからなどの説がある。
別名を「アオヤギ青柳)」とされることもあるが、正確にはバカガイの剥き身のことを「アオヤギ」といい、殻も含めた全体の別称ではない。

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